2020年より農業法人と連携・協力し群馬県を中心にでソーラーシェアリングの開発を進めております。

現在、2018年と2019年認定済みの案件を中心に開発に取り組んでおりますので、ご興味ございましたらお気軽にご連絡ください。

ソーラーシェアリングとは

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)とは農業と太陽光発電事業を両立・共存させることを目的に発明された太陽光の発電システムです。

高さ3mほどの高さにパネルを設置し、営農を行いながら発電収入を得られる農業として設置・運用が増加しています。

固定価格買取制度による売電事業だけなく、耕作放棄地の活用やスマート化された農業生産設備へのエネルギー供給源としても今後の発展が期待されています。

外部リンク:農林水産省『営農型太陽光発電について』

一般的な太陽光発電所とソーラーシェアリングの違いは以下3点です。

  • 一時転用を行い、適切に営農を行う
  • 3年(10年)ごとに営農報告(更新)する
  • 土地の固定資産が農地課税のまま

ソーラーシェアリングの1番のメリットは優れた日照条件と開発条件のもと、農地並課税で発電事業を行えることだと考えます。けれど、パネル下での営農について分からないことが多かったり、設備費用に1000万以上かかることなど本格的な普及には多くの解決すべき課題を抱えています。

なぜソーラーシェアリングなのか?

ソーラーシェアリングであれば市街地などの土地の課税評価の高い地域でも土地コストを抑えて発電することが出来ます。

トータルコストを抑えた収益性の高い発電事業が実現できれば、今後の再エネの主力電源化に大きく貢献できると考え、2020年より本格的に開発を始めました。
また、スマート農業のための電力調達手段としても普及していくと予想しております。

ソーラーシェアリング普及への課題

ソーラーシェアリング導入に関わる大きな課題がその設置費用です。

安定した収益があるとはいえ本業以外の設備に対し1000万以上を投資することは農業事業者にとってはリスクが高く、そのメリットをいかせていないように感じます。

また、投資家からは魅力的な事業計画だとしても営農の継続手段が不安なので投資に踏み出せないといったお話を伺います。

発電事業者と営農者の分離モデルを提案

発電事業者が太陽光発電設備を設置し、得られた売電収入に応じた耕作協力金を営農者へ支払うような営農の分離モデルの開発に取り組んでおります。

営農出来るけど投資は控えたい耕作者と投資したいけど営農ができない発電事業者、この両者をマッチングさせることがソーラーシェアリングの課題を解決できると考え、群馬県内を中心に農業法人とのネットワーク作りを進めております。

耕作放棄地を減らす取り組みへ

私たち川越住宅設備はソーラーシェアリングの普及によって耕作放棄地を減らすことができると考えております。

そのため、農業法人だけでなく地域の金融機関や電力会社と連携し、地域農業に貢献できる太陽光発電の開発に取り組んでまいります。

認定済みのソーラーシェアリング用地について

弊社では群馬県エリアにて2018年に取得した18円の予定地と2019年に取得した14年の予定地があり、2020年現在、18円の案件を中心に開発を進めております。

随時予定地の現地案内を実施しておりますので、ページ下にあるお問い合わせフォームよりご連絡ください。

協力農業法人の募集

群馬県内にてソーラーシェアリングの開発に協力していただける農業法人を募集しております。

発電所の稼働開始からパネル下での営農を依頼することを予定しており、耕作の内容と報酬については相談しながら調整していければと考えております。

現状では収穫物の販売益の全額と年間15万円ほどの耕作協力金を計画中です。

パネル下での請負耕作にご関心ございましたらお気軽にお問い合わせください。